豪雪寒冷地の家事情

1.高気密高断熱の家が欲しい

北海道の郊外へ移住した私たち夫婦には、密かな夢がありました。

それは、「映画のような家に暮らすこと」。

といっても、ハリウッドの豪邸のような家ではなく北欧などヨーロッパの郊外で自然とともに暮らす方々の家です。

昭和前半に立てられた狭い住宅で育った私、転勤族で一戸建てで暮らしたことがなかった妻にとって、「家に住む」というのは未知のことです。

2.思わぬハプニング

もう1つ気がかりなことは、移住した北海道の気候です。

「夏は涼しく、冬は暖房で暖かい」という事前情報は外れ、夏は建物が熱を蓄えるため夜まで暑くクーラーは欠かせません。

さらに冬の暖房費は、関東地方の3倍を超えます。

さらに一戸建ては、毎朝の雪かきを欠かすことができず、大雪が降ると設備が壊れてしまうと聞きます。

そこで、選んだ住宅は岡崎市の高気密高断熱の家でした。

もちろん、高気密と言っても窓は広く日当たりも風通しも良好です。

気がかりな冬もセントラルヒーティングで家中が暖かいんです。

3.それでも家が好き

雪かきや外出の不便さは相変わらずですが、雪がちらつく木々を眺めながら、半袖でアイスコーヒーを飲める我が家が大好きです。