1.高気密断熱材使用の注文住宅に住むことになった起源
私の生まれ故郷は北陸富山したので、子供の頃は冬の旅に雪が多く降って、吹雪に中学校に通ったことも何度もあります。そして住んでいた実家は通気性重視の建設設計でしたので、冬はかなり寒かったです。そして冬の度に雪にまみれ、厳しい寒さを味わうとともに、手足の指にしもやけに悩まされていました。そんな雪国での子供時代、私の中に芽生えた夢の一つが”大人になったらできる限り冬も温かいお家で生活する”だったわけです。
2・実際に叶ったけけれども、快適だけとは言えなかった
27歳の時に結婚してしばらくは、夫婦二人でアパート生活を送っていました。すでに実家のある富山とは別の県で、今も居着く地域で住み始めていました。北陸ではないとは言えども、結局は厳しい冬の寒さがあるところであり、私の冬に起こるしもやけは続いていました。それを可哀想に思ってくれた主人も、彦根市のモデルハウスのような高気密断熱材使用の注文住宅での生活への私の夢に賛成してくれました。そして長男誕生から3年ほど過ぎた頃、夢が叶う日がやって来てくれたのでした。そして実現した冬も温かいお家ですが、住み始めて最初の冬を迎える事は実にワクワクさせられました。もうしもやけから解放されると踏んだからでした。確かに子供の頃から悩まされた手足のしもやけは、高気密高断熱住宅に仕掛けられた機能のお陰でピタリと止まり喜びました。ですが、今度は肌の乾燥に悩まされ始めたのでした。セーターも着用時がとっても怖くなりました。乾燥の強さによる静電気のビリビリが痛いくらい発生する事に気づいたからです。加湿器を購入して乾燥を和らげる工夫をしていきましたが、いい結果を感じたことはまだありません。
3.それでも高気密工断熱の今の家が好き
冬には乾燥肌に大きく悩ませる、今の高気密工断熱のお家です。では冬に痒みに苦しむ度に後悔させられてるかというと、違います。「安心してください。満足しています」と答えます。しもやけの苦しみがなくなったことは、高気密工断熱のお家からの自分へのプレゼントだと思って感謝しています。しもやけには住むまでの25年以上は軽く悩まされていたのですから、解放感も相当大きかったです。お家内の乾燥については、より機能的な加湿器をその内手に入れて、解決の度合いを進めていけたらと思っています。