理想と現実

モデルハウスの理想的な演出

モデルハウスはどこも広くてすべてが理想的です。モデルハウスを参考にして、新築注文住宅を建てていく人も多いでしょう。

現実の家づくりの課題

しかし、モデルハウスを何軒見ても、同じような家を作ることって難しいんです。私もマイホームを建てる前はモデルハウスを何軒も見てきました。理想的だな、この間取りいいな、と思ってそれをいざ取り入れようとすると、広さが足りなかったりするのです。しょせんモデルハウスはモデルハウス。実際に建てようと思うとそれなりの広さも必要となります。いいところしか見せていないのがモデルハウスです。また、同じデザインを取り入れようと(例えば階段の手すりなど)担当者に相談すると「追加料金○○円です!標準はこちらです。」とダサい方を提案されるのです。追加料金を払ってまでしてほしいデザインなのか否か、設計時に決めなければいけないのもまた難しい選択です。

モデルハウスとのギャップを楽しむ

モデルハウスではこうだったが、このデザインを標準に変えて建てた時、実際どのように見えるのか、など実物がないから実際に家ができてみるまでのお楽しみ、ということも少なくありません。モデルハウスは理想が詰まった家ですが、現実的に建てられる家は限られているのかも知れません。