高気密高断熱

1憧れの間取り

小学生のころ遊びにいったお友達の家が、玄関ホールが吹き抜けになっている家でした。

広い玄関で一見してわかるお金持ちの家という感じで本当にびっくりしたのを覚えています。

玄関ホールから続く廊下の突き当りには応接間、子供だからそこは通してもらえず、2階の子供部屋で

遊んだのですが、その子供部屋ですら、8畳ほどの洋間で広々しており、何人かお友達が呼べるレベルだと思い本当に驚きました。

以来、私の中では吹き抜けのある間取りが憧れになりました。

成長して結婚し夫の実家が所有していた土地に家を建てる事になり、

これは何をさておいても吹き抜けが欲しいと要望し、玄関ホールではなく、

リビングの中に階段を作ってその上を吹き抜けにしたのですが

見た目はとても開放感があったし、文句なかったのですが、

冬場は寒いしなかなか暖房が効かないのには閉口しました。

高気密高断熱住宅のような設計にしなかったことを少し後悔しました。

日差しや温度感はなかなか設計段階ではわかりませんから

間取り図を見ててもピンと来ないものですよね

何だかんだありましたが、寒さもサーキュレーターをうまく使って部屋全体を温める事ができるようになって解決しましたし、やっぱり広く感じれる自分の家が大好きです。要望を聞いてくれた夫と設計士さんには感謝しかありません。