リフォームは必要?
実家は子どもたちが独立して、高齢の両親が結果的に残る状況になりました。帰省するたびに年老いていく姿を見るにつけ、心配も募ります。本人たちは昔と全然変わらないつもりでいますが、たまに会うと驚くほど老化が進行しており、二人の先行きが気になるところでした。そんな時に父親が室内の段差につまずいて転倒、大事には至りませんでしたが、このままでは駄目だと思い知る機会となりました。そこで可児市のモデルハウスを参考に家のリフォームを勧めたところ、お金かかるし気をつければいいだけの話なので必要ないという返事でした。
リフォームが嫌な理由
子どもとしてはリフォームしてほしいので、簡単に諦めるわけにはいきません。そこで話をよく聞くと、お金以外にも、他人が家にはいってくるのが嫌、工事中の不自由さが嫌など、けっこう心情的な問題も大きいことがわかりました。そこで、その点について丁寧に答えてくれる業者さんを探し、相談したところ、心情的にリフォームを避ける人は案外多いとのこと、そのため、安心して工事を任せてもらえるよう、様々な提案も行っているという回答でした。
リフォームは補助金なども活用できる
たとえばリフォームは、工事に入る前はしっかりと挨拶をし、明るくはきはきした対応を心がけ、トイレなども家のものを使わないで簡易式を設置するなど、他人が入ってくるという抵抗感を極力緩和できるよう努めているそうです。工事のスケジュールもこまめに伝え、工事中でも家人が家の中で快適に過ごせるよう、配慮しているとも言っていました。最後にお金の問題は、各種の補助金が申請できるため、思ったほどかからない場合があります。これらの点を説明して、工事することを了承させることができました。リフォームは情報収集が大切だとつくづく思った体験でした。