1.料理の醍醐味

私は30代後半から週に3回ほど定期的に料理をするようになりました。夫婦共働きなので、家事の分担を少しでも均等にしようと思ったのです。半ば義務的な動機で始めた料理ですが、始めてみると、その面白さにとりつかれてしまいました。いろいろ工夫して「おいしい」の一言が返ってくると、また料理が作りたくなるのです。

2.料理道具へのこだわり

料理の経験が積み重なると、料理道具へのこだわりが強くなってきます。食材にあわせて包丁を使い分けたり、鉄のフライパンを買い足したり、大小さまざまなザルやボウルをそろえたり。道具が多くなると、料理の幅は広がるのですが、収納に関する課題も増えていきます。

3.一流料理店の厨房

そんな折、テレビで一流料理店のシェフを紹介する番組が流れていました。なにげなく見ていると、その料理店の厨房にはたくさんの収納が備えつけられていました。シェフの見事な仕事ぶりを陰で支えているのは、さまざまな料理道具をストレスなく使える収納であることに気づいたのです。

4.リフォームの底力

そのテレビ番組を見てから、我が家のキッチンをリフォームするまでに長い時間はかかりませんでした。私の料理道具へのこだわりが招いた収納の課題を、キッチンリフォームはこともなげに解決してくれました。その後、私の料理の幅は広がり続けています。リフォームの底力を感じずにはいられません。