昔でいうと土壁が健康住宅の外壁のイメージだと思う

1.昔ながらの家づくりは意外にも健康住宅

昔ながらの家づくりという方法は、刈谷市の新築注文住宅のような今の健康住宅の走りであるといってもよいです。たとえば、私がいまだ住宅のリフォームなどで定期的に行っている土壁という壁づくりも健康住宅の一つで土壁はアレルギー物質や価格物質を一切使用することのない壁の作り方です。土壁は木材をフル活用し、枠組みを作り枠の中に土を盛ることで住宅の壁にするという方法で出来上がった壁の上にさらに現在主流となっている塗料を使用することで壁の性能を上げるというのが現在の土壁の家づくりです。

2.現在は劣化しないという考えもプラスされる

昔と今の家づくりで健康住宅という考えに基づいた家づくりは、昔の場合、自然由来の成分で化学繊維を使用しないことで自然にある材料をフル活用するという考えでしたが、今の健康住宅はというと自然由来の材料にプラスする形で耐久性という考えもプラスされています。だから、土壁の上から新たに太陽光を反射したりする塗装を吹き付け空気だけを通す塗料を使用し、土壁が息をして水だけを反射したり太陽だけを反射させて寿命を延ばすという考えが今の健康住宅づくりだと思われます。

3.いまだに根強い木材の住宅

健康住宅と聞くと木材の住宅という考えが思い浮かびますが、いまだ木材の住宅というのは日本の住宅において根強いといってよいです。おそらくですが、リフォームする際、すべてを取り壊すことなく、ダメな部分だけを取り換えるという修繕が可能なのが木材であるため、健康住宅というのは、修繕しやすさも考慮された住宅づくりの家だといえます。だから、木材を駆使して、様々なアレルギー物質を含まない新素材を用いて耐久性を向上させ、それでもリフォームが必要な個所は修繕するというのが日本の健康住宅であると私は思います。